二階幹事長の「ケチつけるもんじゃない」発言が炎上…「批判はケチ?」「国民がケチ?」
自民党の二階俊博幹事長が19日にNHKの「クローズアップ現代+」で武田真一アナウンサーのインタビューに「いちいちそんなケチをつけるものじゃない」と語ったことが、ネットで炎上している。
番組は与野党幹部に直撃として、武田アナが二階幹事長、立憲民主党の枝野代表にインタビューを行った。
武田アナは二階幹事長へ「政府の対策は十分なのか。更に手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問。すると二階幹事長は「それじゃあ、他の政党に何が出来ますか?他の政治家に何ができますか?今、全力を尽くしてやっているじゃないですか」と答え「いちいちそんな、ケチをつけるものじゃないですよ。与党になっていればいい時ばかりじゃない。いかなる時も与党は与党としての責務を果たさなければいけない。それが与党の責任」と語った。
この発言がネットニュースで取り上げられると一気に拡散。記事をリツイートした人が「典型的な老害」「国民がケチをつけてる?」「今の政権は、国民がケチを付けたらいけない政権。すなわち独裁政権って訳だ」「批判は『ケチ』であり、自民党・自民党政治家にケチをつけてはいけないそうです」などの声が殺到。21日時点で「批判殺到」がトレンド入りするほどだ。
二階氏は、GoToトラベルなどのタイミングや国民への説明は適切だったか?という問いには「後からなら誰でも何でも言える」とし「皆でこの事態を乗り越えていく。国民の英知ですよ」「思いついて調子のいい国民が喜びそうな攻撃をしたらいいというやり方ではダメ。全体の責任を背負っているわけですから」などともコメント。
経済的困窮者など、社会的弱者へ寄り添う政治は?との問いには「そういう方がおられれば直ちに寄り添って対応していく。政治はそういう人に対して答えていく、政治のいの一番の責任。十分今日も応えていますが、今後も応えていく」とも語った。