A.B.C-Z塚田僚一 加藤シゲアキから刺激「切り開いてホントにすごい」
A.B.C-Zの塚田僚一(34)が21日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで行われる主演舞台「『Mogut』~ハリネズミホテルへようこそ~」の東京公演(21~31日)を前に、同所で取材に応じ、20日に惜しくも直木賞受賞を逃した加藤シゲアキ(33)からの刺激を口にした。
同じジャニーズ事務所所属の同世代。直木賞にノミネートされた「オルタネート」は「まだ読んでいない」というが、前夜の発表は「ドキドキしていました。僕も本が好きなので」と塚田。文学の世界で頭角を示す加藤に「いろんな執筆をして、ここまで切り開いていったのはホントにすごいことだなと」と感嘆した。
加藤著作の「オルタネート」はこの日、「2021年本屋大賞」にノミネートされた。塚田は「すごいですよね」と再び感嘆。「本屋大賞と聞くと、そこから実写となる作品も多い印象。もし(実写が)決まって、オルタネートの中に(自身が同舞台で演じる)モグラの役があったらいつでも行くので、お願いします」と笑顔でアピールした。
塚田にとって約4年ぶりの単独主演舞台となる「『Mogut』-」は、子供向けの童話に軽快な大人テイストを盛り込んだストーリーで、辰巳琢郎(62)、菅原りこ(20)らと共演する。すでに大阪公演を終えており「楽しいを更新して今がある感じ」と、稽古を含めて充実の日々を振り返った塚田。今回の東京公演も「何としても成功させます!」と意気込んだ。