坂本龍一、直腸がん公表…YMO高橋幸宏は昨年脳腫瘍も順調回復
音楽家の坂本龍一(69)が、直腸がんであることを21日、発表した。坂本は2014年6月にも中咽頭がんと診断され、活動を休止。がんのステージや治療方法は公表せずに療養し、15年12月公開の映画「母と暮せば」の劇中音楽で仕事復帰を果たした。坂本とともに「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)で活躍した高橋幸宏は昨年8月に脳腫瘍で手術を受け順調に回復。17日の坂本の誕生日をツイッターで祝福していた。
高橋は昨年8月13日に脳腫瘍で手術を受けた。昨年初夏の頃から頭痛に悩まされ、最初は「偏頭痛」かと思っていたというが、症状が改善されなかったことから、脳のMRIを受けたところ、脳腫瘍の疑いが判明し、手術となった。
その後、退院し順調に回復。15日のツイッターでは定期検査を受け「最悪の事態。著しい進行、再発のような感じはなかった。と言っていいようです。先ずは一安心」「一つずつ乗り越えます」と問題はなかったことを明かしていた。
そんな中、17日の坂本のバースデーは忘れていなかったようで「そうだ!今日17日は、教授のお誕生日だよね。おめでとう教授、後5カ月弱で生きてて追いつくからね!」と呼びかけたばかりだった。