元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が２１日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」で、爆笑問題の田中裕二がくも膜下出血・脳梗塞で緊急搬送されるも、手術を回避するなど、大事に至らなかったことに、妻の山口もえの“勇気”をたたえた。

　番組では冒頭から田中の病状について特集。脳の専門家である医師に田中の病状について話を聞いた。田中の所属事務所の社長である太田光代氏の「少し搬送に時間がかかった気がするが、医師に聞いたところ、病院についた時点で動脈解離は治まっていた。血栓も点滴で溶けた」というコメントも紹介した。

　コメンテーターの杉村は、１７日のＴＢＳ系「サンデージャポン」で田中と共演したばかり。その時の様子を聞かれると「日曜日どころか、その後のラジオも全く変わりなく…」と切り出し、「ろれつが回らないとか、ツッコミ遅いとか全くなかったので本当にビックリした」と語った。

　田中が倒れた際には妻の山口もえが自宅にいたことからすぐさま１１９番したことが明らかになっているが、杉村は「今回、もえさんがよく１１９番かけた。ちょっとでも夜遅いから一晩様子を見ようとかなってたら、最悪な事が起こっていたかもしれない」「もえさん、勇気を出して１１９番してくれた」と迷わず救急車を呼んだ山口の勇気をたたえていた。