キスマイ・千賀、コロナ後遺症が続いていると告白 鼻の感覚がなくなって…
昨年11月に新型コロナウイルスに感染したKis-My-Ft2の千賀健永が15日に放送されたNHK「首都圏情報ネタドリ」に出演し、いまだに残る後遺症について語った。
番組で、若者世代へ街頭調査を行い、昨年の緊急事態宣言時に比べて、今回の方が「怖くない」と答えた人が100人中60人いたことを伝えた。千賀は、感染防止に対する「分かりやすいルールっていうのがしっかりないのが難しい」とコメント。若者世代は感染しても軽症で済む傾向があるため、あまり怖がっていないと分析した。
自身の感染経験を踏まえ「人にうつす可能性があるっていうことを認識した方がいい」と力説。「人にうつしてしまって、その方が重症化してしまったら、もしかしたら…悪い言い方ですけど、人の命をなくしてしまう可能性があるので、殺しているのと同じなのかなってぼくは思うんです。そういう意識で日頃生活していくと変わっていくのかなって」と強い言葉で警鐘を鳴らした。
さらに、感染後2カ月が経過した女性が、抹茶味のチョコレートを食べても「甘い味はするんですけど、抹茶だけ全然分からなくて」と味覚障害が残っているリポートも伝えられた。千賀も嗅覚障害が残っていることを明かし「(感染から)2カ月以上たってるんですけど、まだ完全には治ってないです。発症した時はどんどん、どんどん匂いが分からなくなって。鼻づまりとかの感じではなく、鼻の感覚がなくなるというか…」と告白した。
ロースカツを食べた際には「味覚はあるけど、嗅覚はしないのでゴムを食べてる感覚」だったという。「取りあえず体の栄養補給のために食事をとってるという感じ。だいぶ良くなったんですけど、くさい匂いが分かりづらくて、まだ戦ってますね」と真剣な表情で語った。
千賀は昨年11月8日に嗅覚に異常を感じてPCR検査を受け、同10日に陽性が確認された。その後体調は回復し、同22日に活動を再開していた。