「踊れない芸人」ジャルジャル後藤 見せ場のダンスシーン、三歳児を教える先生が指導

映画「ロックンロールストリップ」舞台あいさつに登壇したジャルジャル・後藤淳平(右)と木下半太監督=大阪・第七藝術劇場
映画「ロックンロールストリップ」舞台あいさつに登壇したジャルジャル・後藤淳平(右)とオンライン参加した徳永えり=大阪・第七藝術劇場
映画「ロックンロールストリップ」舞台あいさつに登壇したジャルジャル・後藤淳平=大阪・第七藝術劇場
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 ジャルジャル・後藤淳平(36)が24日、大阪市内で行われた初の単独主演映画「ロックンロールストリップ」の舞台あいさつに、木下半太監督(46)とともに登壇。オンラインで女優の徳永えり(32)も参加した。

 大阪のストリップ劇場を舞台に、映画監督を夢見る売れない劇団の座長が劇団員とともに奇跡のパフォーマンスを見せる作品。長編映画初メガホンとなった木下監督の「8割ホンマの話」という同名自伝的小説が原作で、後藤は監督自身がモデルの座長を演じた。

 キャスト選考で大阪・茨木出身の木下監督はナチュラルな大阪弁が「絶対条件」とし、名前が挙がった吹田出身の後藤に大賛成。後藤は「主演で出させてもらう機会はもうないと思うので、自信はなかったけど、後悔したくなかったんで出させてもらいますと」とオファーを快諾した。原作を読み、太めの木下監督と対面した時は「(自分と)全然違う。できるかな」と戸惑ったという。

 それでも、木下監督は「映画を撮ってるうちに、モニターを見てると、後藤君が自分に見えてきて…。過去の再現に見えて泣けてきた」と告白。後藤は「モニター前で監督をやってる監督が自分に見えてきた」とボケで返した。

 テレビ朝日系「アメトーーク」では「踊りたくない芸人」の後藤だが、今作の見せ場はダンスシーン。後藤は「踊りたくはないけど、ダンスは一番大事なシーン」と覚悟を決めたという。木下監督は「(後藤と)会った時に『監督、僕、踊れないんですけど』って小声で言われた。(指導の)先生は三歳児とかを教える人だった」と打ち明けた。

 後藤は「(本格的に)エイトビートとか言わないで、子供に教えるように付き添ってもらった。(本番で)踊れてないところは、顔の寄りでごまかしてる」と明かして笑わせた。

 また、後藤は、恋人役で同じ吹田出身の徳永から演技を称賛された。「何でそんなにナチュラルにお芝居ができるんですか」「当たり前のことを当たり前にできるのはすごいこと。教えてほしいくらい」と言われると、「ワハハハハ」と声を出して喜びをあらわに。「ごめんなさい。女優さんにほめていただいたんで」と上機嫌だった。

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