ジョニー野村氏が死去 ゴダイゴのプロデューサー、75歳、「ガンダーラ」など多数
ロックバンド、ゴダイゴの元プロデューサー・ジョニー野村(本名、野村威温=のむら・いおん)氏が23日に脳梗塞ために亡くなった。75歳だった。
野村さんは1945年11月4日ルーマニア出身。遺族の意向で葬儀・告別式は家族葬で執り行う予定。野村さんは1975年タケカワユキヒデのデビューアルバムをプロデュース、76年、ゴダイゴのデビューアルバムのプロデューサーを務め、「ガンダーラ」「モンキーマジック」「銀河鉄道999」「ビューティフルネーム」など数々のヒット曲を始めとする、ゴダイゴの黄金期全作品のプロデューサーを務めた。
タケカワは事務所を通じて談話を発表。「長い間闘病していたゴダイゴのプロデューサー、ジョニー野村氏が亡くなった。僕にとっては、僕の作曲も歌も本当に理解してくれる最高の仲間で、兄貴の様な存在でした。85年のゴダイゴ解散後は疎遠になってしまっていましたが、彼がいなかったら、ガンダーラや銀河鉄道999のヒットも存在もなかったはずです。感謝と敬意と共に冥福を祈りたいと思います」と故人をしのんだ。