香取慎吾 5年ぶり民放ドラマで“慎吾ちゃん”封印…「SNSの闇のだけでなく光も」
俳優の香取慎吾(43)が24日、オンラインで行われたテレビ東京系主演ドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(25日スタート、月曜、後10・00)の記者会見に共演の関水渚(22)らと登場した。
5年ぶりの民放ドラマ出演となる香取は、ネットでの誹謗(ひぼう)中傷による殺人=指殺人(ゆびさつじん)の被害者を救う架空の部署「警視庁指殺人対策室」の刑事役。アナログ派のアウトローという役どころで「“慎吾ちゃん”は明るく元気で大笑いしたりする。そんなところも嫌いじゃないけど、この役では封印しながらやっている感じです」と新味を見せている。
約4年前からSNSに進出し、ツイッター、インスタグラム、ブログ、YouTubeと、主要どころに軒並み着手。SNSの光も闇も知るからこそ体現できるものがあると信じている。
「仮想現実で生きている時間の方が長くて、現実との境目が分からなくなってます」と笑わせつつ、最後はぴりっと締めた。「SNSの闇の部分だけじゃなく、ちょっとでも向かう先、光の部分も見えたらいいのかなと思っています」。リモート越しにも覚悟の伝わる表情でうなずいていた。