小倉智昭「8割の人がやってほしいという気持ちじゃないと…」五輪開催の可能性は?
フジテレビ系「とくダネ!」が25日、英国紙「タイムズ」紙が21日に「連立与党幹部によると、東京五輪の開催は絶望的との認識で一致している」と報じて大騒ぎとなったことを取り上げ、改めて五輪開催の条件について考察した。
MCのフリーアナウンサー、小倉智昭が「さまざまなアンケートを見てみると、日本の8割の人が延期あるいは中止した方がいいと思っていると。オリンピックをやるんだったら、8割ぐらいの人がむしろやってほしいという気持ちじゃないと、オリンピックが成功する可能性も少ないと思う」と延べ、スペシャルキャスターの俳優・石黒賢にも意見を求めた。
石黒は「僕たちも撮影の現場で、二言目には『オリンピックはどうなるんだろうね』という話で持ちきりになっているんですけど…」と、普段から気にしていると話した上で、昭和大学医学部客員教授・二木芳人氏に「二木先生は普段からこの状況ではオリンピック難しいというふうにおっしゃってますけど、どういうふうなことになってきたら逆にオリンピックは開催できる可能性があるのでしょうか」と問いかけた。
二木氏は「一つは感染状況がステージ3よりももっともっと低い状況まで抑え込めていること。もう一つは日本だけの状況じゃありませんので。世界各国それなりに終息というわけにはいかないでしょうけど、終息に向けてのメドがつくという状況。一番のポイントは、なかなかそれでも8月のタイミングでたくさんの人を海外から入れるっていうことはかなり難しいんじゃないかと思うので、私は原則やはり無観客でおやり頂く、そうすれば可能性があるんじゃないかと思う。もう一つのポイントは、必ずしもワクチンはオリンピックをするための最低条件にはならない。むしろワクチンを紐付けせずにやり方を考えていくのが正しいと思う」と、日本だけでなく世界各国に終息のメドが立ち、無観客の形であれば開催の可能性があると説明した。