上沼恵美子 東京は台本主義「分厚い原稿用紙ただただ読む、苦痛でした」
タレントの上沼恵美子(65)が25日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に出演。共演の北村真平アナウンサーと共に東京と大阪のフリートークの違いを語った。
上沼はデビューしたばかりの頃、東京のラジオに出演した際「スタジオのマイクの前に分厚い原稿用紙があって、それをただただ読む、それが苦痛でしたね」と話した。
「こんにちは」の挨拶さえも原稿に書かれていたといい「だからラジオやりたくなかった」と振り返った。しかし、“東京流”に慣れた上沼は、大阪のラジオに出演すると「原稿がなくてなんにも喋れなかった」という。
これには共演するABC・北村アナも同調。東京出張では「台本に書いてあること以外のことはしないでください。アナウンサーは正確に伝えることを求められてます」と言われるという。一方、関西では「あくまで台本やから。ここに書いてある以外のことを思いついたらバンバンやってと(言われる)」と話し、「全く仕事の流儀が違う」と説明した。
今となっては饒舌な上沼。「自由に慣れてしまったこの身は(原稿を読むラジオは)もう無理ですね」と笑いをさそった。