感染の石原伸晃氏ら会食釈明も 内閣かばわずピシャリ「リスクある」…衆院予算委
新型コロナウイルスに感染して入院した石原伸晃元幹事長と、陽性判明の前日21日に会食していた坂本哲志地方創生担当相が26日、衆院予算委員会で野党からの再度PCR検査を受けるべきだと指摘に対し「濃厚接触者ではないという保健所の判断をいただいた。いまのところ考えていない」と述べた。
立憲民主党・大西健介議員が、「これだけ批判されていたにも関わらず会食」「西村大臣は国民にはランチ会食自粛を呼びかけているのに、自分たちだけは特別扱いか」とただした。
石原氏や坂本大臣らは、食べるとき以外はマスクをしていたなどと釈明している。
大西議員は菅義偉首相に回答を求めたが、西村康稔経済再生担当相が回答に立ち「マスクをとる飲食の場面がリスクが高いと何度も分科会から提言され、私も何度も発信してきている。昼間だからといって、みなで同じようにやれば、リスクは高い。午後8時までの会食であればリスクがないわけでない」と、まったく反論しなかった。
大西議員は「ですから、そういってるにも関わらず。食事する必要はない。食事しなくても打ち合わせは出来る」と指摘し、国会に出てきている坂本大臣に対して「PCR検査で陰性だったということだが、その時点でウイルスが増えていない可能性もある」として、再度検査を受けるよう求めた。
これに坂本大臣は「濃厚接触者ではないという保健所の判断をいただいた。土日の2日間は宿舎にいた。今この時点では考えていない」と述べた。