元SMAP森且行 落車で全治不明…金網に激突、骨盤骨折
人気グループ元SMAPのメンバーで、オートレーサーの森且行(46)=川口・25期=が、レース中の事故で骨盤を骨折し、入院していることが26日までに分かった。オートレースと競輪を統括する公益財団法人JKAによると全治は不明で、この日までに入院する福岡県内の病院で専門医の治療を受けている。
森がケガをしたのは24日の飯塚オート最終日11R。1周2角を回ったところで事故が起きた。前を走る選手がバランスを崩し、直後を追走していた森が避け切れずに追突。接触した2人とも落車して、森は走路外側の金網に激突した。レース後、森はただちに病院へ救急搬送された。
森は1996年にSMAPを脱退してオートレーサーに転身。昨年11月の日本選手権で、最高峰のSGレースを初優勝した。その快挙を他の元SMAPメンバー全員が祝福し、大きな話題となった。ただ、今回のケガで来月開催のSG・全日本選抜(2月19~23日、浜松)の出場は絶望的となった。
◆森且行の主な事故
▼1996年8月25日
養成所での訓練中に落車して走路のフェンスに激突。左股関節脱臼骨折の重傷で、同期よりデビューが遅れた。
▼2016年3月20日
船橋オートの特別G1・共同通信杯プレミアムカップの4日目12Rで、スタート直後の落車で救急搬送。打撲で1カ月間の休養。
▼2018年6月24日
川口オートの最終日5Rで、1周1角で落車し右手小指骨折。次節の伊勢崎G1は出場したが、7月7日~8月10日まで欠場。