松村邦洋「もう少し遅かったら危なかったと…」 テレビ取材に入院できなかった恐怖語る
新型コロナウイルスに感染し休養していたタレント・松村邦洋(53)が、27日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」の取材を受け、自宅療養から元日に急きょ入院したときには、かなり危険な状態であったことを明かした。
松村は昨年12月29日に陽性が判明。熱は37度前後で保健所の指示で自宅療養していたが、翌日から咳やたんが増えて呼吸が苦しくなり、眠ることができなくなったという。
「自宅療養の時は不安でしたね。どうしよかなとか食欲もありませんし、味覚とか嗅覚とかはあるんですけど…」と振り返り、早く入院したいという気にはならなかったと聞かれ「ただ(病院が)混んでおりましたのでね」と、不安な中で体調悪化に耐えていたことを明かした。
保健所から定期的に健康観察の電話はあったが、苦しくなって自分から電話してもつながらず、ひっ迫状況なども見ていることから連絡をちゅうちょ。元日になって、保健所から入院を勧める連絡があり、急きょ入院できたという。
実はこのとき、肺炎がかなり悪化しており、医師から「もう少し遅かったら危なかった。発症してから6日~8日目に発作のような症状が出ますので、もしそういうことがあったら(重症になる可能性があるので)覚悟だけしておいて下さいと」言われたという。入院を勧められた時は「ホッとしました。ありがたいと思いましたし…」と、噛みしめるように話した。
MCの俳優・坂上忍は「すごく感染者が増えた時だったから…。(保健所から)元日に連絡入って良かったと思うんですけど、松村さんは気遣いの人でもあるから、この状況で僕が入院することによって…とか、いろんなことを考えたんじゃない」と、人柄に思いをはせながら胸をなで下ろしていた。