大河「青天を衝け」コロナ対策万全で撮影 大規模シーンでCGも
俳優・吉沢亮(26)が27日、主演を務めるNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(2月14日スタート。日曜、後8・00)のリモート会見に登場した。大河は初めてとなる吉沢は「ぜいたくな環境でお芝居をさせていただいている」と喜び、「新しい扉がバンバン開いていると思います」と、“ニュー吉沢亮”を実感している様子。また、同局は俳優・北大路欣也(77)が徳川家康役として出演することを発表した。
昨年7月から始まった撮影は、新型コロナウイルスへの万全な対策を施して進んでいる。制作統括の菓子浩氏によると、出演者はカメラテストまでマスクを着用。そのため「マスクを外してメーク直しをする。撮影は(例年より)時間がかかっている」と影響を口にした。エキストラが多く登場する大規模シーンではCGを使い、実際の出演者を絞る工夫もしているという。
物語のヤマ場の一つに、渋沢がパリへ赴く“パリ編”があるが「この状況でパリにいって撮るのは無理だろうと判断している」と菓子氏。今後も渡航の可否を含め、制作方法を探る。また、最終回が年を越すか否かについては「まったく分かりません。調整をしているところ」とした。