鳩山元首相、「生活保護がある」の菅首相に苦言「それを言っちゃあおしめぇよ」
鳩山由紀夫元首相が27日夜、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が同日の参院予算委員会で定額給付金の給付について「予定はない」とし、政府のセーフティーネットとして「最終的に生活保護がある」と述べたことを受けて「言語道断」と批判。「何らかの給付をすべき」と訴えた。
鳩山氏は「寅さんではないが『それを言っちゃあおしめぇよ』」と切り出し、「菅首相は特別定額給付金について考えていないとし、『最終的には生活保護がある』と述べた」と経緯を説明。「コロナ対策の失政で、急に生活が苦しくなった家庭は沢山ある。定額給付が適当かは別として、苦しさを補う何らかの給付をすべきで、生活保護で、は言語道断」と問題視した。
さらに、鳩山氏は連続投稿。「もう一度言う。国民の命を守るはずの政府の役割は、政策によって一人でも生活保護の家庭を減らすことではないのか。それを、よりによって自らの失政でコロナによる生活困窮者を増やしておきながら、生活保護があるから良いではないかと思わせる発言は撤回させなければならない」と訴えた。