小池知事会見 新提案「テレハーフ」と名付けます
東京都の小池百合子知事が29日、東京都庁で定例会見を行った。新型コロナウイルスの新規感染者が1日1000人前後であることを指摘し「まだ効果が顕著に出ているわけではないと考えます」と述べ、さらなる行動自粛の継続を求めた。
企業などに求めているテレワーク推進について「出勤者の7割削減、週3日、社員の6割以上のテレワーク実施をお願いしてきましたが、実施率はまだまだ」と述べ、「ここでさらにテレワークの実施率を引き上げていきたい」とした。
そのうえで「半日や時間単位の時間帯のテレワークと、ローテーション勤務の組み合わせ。これをお願いしたい。新たにこれを『テレハーフ』と名付けることといたします」と、モニター表示を指しながら説明した。
「午後からの出社など、より効率的に出勤者と営業を組み合わせて、終日テレワークと合わせて全体で7割下げる。テレハーフ、事業者の皆様に推奨したい」とした。