お笑いコンビ・千鳥が２月２日放送のテレビ朝日系「『相席食堂』２時間スペシャル」（後６・４５）に出演する。関西ローカルの深夜番組が一夜限りで全国ネットのゴールデンタイムに放送されるため、気合いが入りすぎて、ノブ（４１）は「ＶＴＲが濃過ぎて胸焼けしました（笑）」と収録を振り返った。

　番組には、昨年末に行われた「Ｍ－１グランプリ２０２０」のファイナリストが再び集結。優勝したマヂカルラブリーをはじめ、アキナ、インディアンス、ウエストランド、おいでやすこが、オズワルド、東京ホテイソン、錦鯉、ニューヨーク、見取り図の全１０組が、漫才ではなくロケで激突する。番組のＭＣの千鳥がロケのおもしろさだけでなく、話の引き出し方やグルメリポートまでを総合的に審査する。

　千鳥のノブは「初の全国ネット、しかもゴールデンということで、スタッフも気合が入り過ぎたんでしょう。ＶＴＲが濃過ぎて胸焼けしました（笑）」と笑った。「１０組のロケは、めちゃくちゃスベッてるシーンもありました（笑）。普通、めちゃくちゃスベッてる瞬間ってゴールデンの番組では絶対にカットしますけど、まるまる使われてますから（笑）。そのへんも包み隠さない「相席食堂」を見てほしいですね」と見どころを語った。

　相方の大悟（４０）は「僕とノブは何も気にせず、いつも通りやったと思います。それより、ゴールデンになったからと、慌てふためいていたスタッフのほうが、今後心配です（笑）」と話し、全国ネット進出にも自然体で構えたという。

　１０組はコンビのどちらかの故郷で凱旋ロケを行う。恩師や家族なども登場し、青春時代の思い出から「芸人のルーツ」を紐解いていく。母子家庭で育った芸人親子の絆と、その陰で支え続けた恩人の存在。芸人になると伝えずに実家を出た男が、７年ぶりに父親と再会するなど、通常放送とは一味違う心温まる感動秘話も明かされる。

　なお、全国ネット放送後、同日のＡＢＣテレビ「ナイトｉｎナイト千鳥の相席食堂」（後１１・１７、関西ローカル）では、「ゴールデン延長戦ＳＰ」が放送される。