石原伸晃氏が退院報告 「すぐ入院できた説明をよろしく」との声も
新型コロナウイルスに感染して入院した自民党の石原伸晃衆院議員が31日、感染判明後初めてツイッターを更新した。石原氏は「皆様には、大変ご迷惑とご心配をおかけしました」と謝罪するとともに、悪化していた症状が安定したことを報告した。リプライが即座に届き、「お大事になさって下さい」と完治を願うものや、「すぐ入院できていいな」と皮肉も見られた。
石原氏は「PCR検査の結果が陽性となり、心臓に既往症があるため、医師の指示により入院し、治療に努めて参りましたが、お陰様で一時は悪化していた症状も安定しました」と投稿。「病床のひっ迫にも鑑み、お医者様とも相談の上、完治には至っておりませんが、本日より自宅療養に切り替えることとしました。このような時期、感染を防ぐのがいかに難しいかを改めて感じました」と退院したことも報告した。
石原氏の事務所は22日に石原氏がPCR検査で陽性となったことと、既往症があることから医師の指示で即入院となったことを明かしていた。石原氏の入院を巡っては、コロナ陽性となっても入院できず自宅療養のまま亡くなる人がいることから批判がわき起こり、国会でも取り上げられた。そのため、リプライには「石原様と同じように持病を抱えたまま病院に入れず自宅療養されている方が全国に大勢います。症状が急変してお亡くなりになる方々も多数いらっしゃいます」「全国には入院待ちの方がたくさんいるのにすぐ入院できた説明をよろしくお願い致します」「俺も感染したら病室とってね」などと現状の改善と説明を求める声が見られた。