菅首相ついに激怒 銀座クラブ副大臣を叱責「あってはならない」…即更迭
緊急事態宣言下、東京・銀座のクラブなどをハシゴ訪問した自民党の松本純議員が1日、自民党本部で会見し、他に大塚高司、田野瀬太道の2議員が同行していた事実を隠し、虚偽説明していたと謝罪した。3議員は離党届を提出した。テレビの情報番組でも中継された。
田野瀬氏は文科副大臣の職について問われると、会見に先立ち、文部科学大臣、官房長官、そして菅義偉首相に面会したとし、「一連のご報告をさせていただき、特に総理からは『あってはならないことだ』と厳しく叱責をいただき、副大臣の任を鑑みたとき、あってはならないことをしたと副大臣の職を更迭すると、お話いただいた」と説明した。
その後に3議員は二階俊博幹事長から呼び出しを受け、離党勧告を受けたとし、これに応じて離党届を出したと報告した。
これまでに銀座クラブでは「陳情」を受けていたとも説明していた。1軒目はイタリア料理店、2、3軒目はクラブと報じられている。
会見で、同席していた女性2人は「銀座のお店の同伴か」と質問されると、松本氏は「同伴ではないと思います」と述べた。
田野瀬議員は「私の知り合いの女性で、時短要請で苦しんでいる中、お店にもお金を落として元気だしていこうというようなこともしたかった。一緒に食事しないかという話になった」とイタリア料理店で会食したことを説明した。
ただし、続けて「もともと、その後、3軒目に行く予定ではなかったんですけど、食事の最中にできたら顔だけでも出してほしいということを言われまして、私と大塚先生が先に入り、松本先生が後で合流した」とし、1軒目と3軒目の女性は同じかと確認されると、これを認めた。