ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓ・堂本光一（４２）が１日、東京・帝国劇場で行われた映画「Ｅｎｄｌｅｓｓ　ＳＨＯＣＫ」初日舞台あいさつに出席した。

　光一のライフワークともいえる主演ミュージカル「－ＳＨＯＣＫ」を初めて映画化し、２週間限定で上映される。

　昨年２月、コロナ禍による舞台休演中に光一が発案し、無観客の帝国劇場でクレーンカメラやドローンを用いてストーリー本編の撮影にチャレンジ。通常の客席では見ることのできない様々なアングルから迫力ある映像が生まれ、これを映画に仕立てた。

　画期的なアイディアが形となって封切りを迎え、作・構成・演出・主演・監督の５つの肩書きを務めた光一は「自分の思いつきから始まって実現できたことはうれしく思います」と笑み。共演のＫＡＴ－ＴＵＮ・上田竜也（３７）は「（映画化の話を聞いたとき）すっげえ面白いなと思った。ジャニーさんの申し子。普通の人が考えつかないような発想力がある」と話し、ヒロイン役の梅田彩佳（３２）は「この間、光一さんが稽古場で『Ｙｏｕたちさぁ』ってサラッと言ったんですよ。めっちゃジャニーさんみたい！と思って興奮しちゃった」と、故ジャニー喜多川前社長を思わせるエピソードでわかせた。

　４日からは帝劇で「Ｅｎｄｌｅｓｓ　ＳＨＯＣＫ－Ｅｔｅｒｎａｌ－」が開幕し、映画と舞台の“同時上演”となる。光一は「今の時代へのメッセージに通ずる部分があると思う。（物語のテーマのひとつである）『Ｓｈｏｗ　ｍｕｓｔ　ｇｏ　ｏｎ』は、何かつまずいたときでも、後ろを見て少しずつ歩いて行く勇気が大事というメッセージもある。受け取ってもらえたら」と呼びかけた。

　前田美波里（７２）、ふぉ～ゆ～・松崎祐介（３４）、越岡裕貴（３４）も登壇し、この様子は全国８２箇所の映画館でライブ配信された。