銀座クラブ3議員 虚偽口裏合わせ「ございません」…ウソ1週間で崩壊
緊急事態宣言下、東京・銀座のクラブなどをハシゴ訪問した自民党の松本純議員が1日、自民党本部で会見し、他に大塚高司、田野瀬太道の2議員が同行していた事実を隠し、虚偽説明していたと謝罪した。3議員は離党届を提出。テレビの情報番組でも中継された。
松本氏は虚偽説明していた理由を「これからのこともある。なんとしても庇いたい思いから、ひとりで行ったと説明した」と釈明した。
問題発覚から1週間たち、虚偽を明かし、説明内容を訂正した。会見で、3人で口裏合わせを行ったことはないかと聞かれると、松本氏は「特にそれはございません」とした。
田野瀬氏は文科副大臣の職について問われると、会見に先立ち面会した菅義偉首相から「あってはならないことだ」と厳しく叱責され、更迭を通告されたとした。
これまでに銀座クラブでは「陳情」を受けていたとも説明していた。1軒目はイタリア料理店、2、3軒目はクラブと報じられている。
会見で、同席していた女性2人について、田野瀬氏は「私の知り合いの女性」とし、「時短要請で苦しんでいる中、お店にもお金を落として元気だしていこうというようなこともしたかった」と会食したと説明。「3軒目に行く予定はなかったが、食事の最中にできたら顔だけでも出してほしいということを言われまして」と説明した。