政治評論家の田崎史郎氏が２日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、視聴者からの「私も議員の方に陳情、相談を聞いて欲しい」という強烈な“イヤミ”に真面目に応えてしまい、羽鳥慎一アナから「真面目に応えるあれじゃない」とたしなめられる一幕があった。

　番組では視聴者からの質問にコメンテーター陣が応えるコーナーがあるが、この日は「田崎さんに質問です」として「松本議員が銀座の飲食店に『陳情や相談を聞きに行った』とおっしゃっていますが、国会議員の方はそんなに簡単に我々国民の相談を聞きに来てくれるものなのでしょうか？私も陳情と相談を聞いて欲しいのですが、どのように申し込めば来てくれるのでしょうか？」という質問が読み上げられた。

　これに田崎氏は「議員にアプローチするには議員会館に電話するとか…」と答えだしたことから、羽鳥アナは「真面目にこたえるあれじゃない、怒ってるんです、この方は。本当の申し込み方法を聞いているんじゃないと思う」と大慌てで説明した。

　これには田崎氏も「そうなんですか」と照れ笑い。羽鳥アナは「ちなみに、議員会館にいけばいいんですか？」と念のため？質問すると、田崎氏は「電話、ファックスとかの方法ですね」と説明。羽鳥アナは、この質問に「いろんな意味を込めた、この方の思いが出ている」とフォローしていた。