規定変更「R-1」11年目超の実力者に救済大会 賞金50万「-クラシック」開催

 ひとり芸ナンバーワン決定戦「R-1グランプリ」で、過去に準決勝以上に進出経験がある芸歴11年以上の芸人35人が参加するイベント「R-1ぐらんぷりクラシック~集え!歴戦の勇士たち~」が3月6日に大阪市のクールジャパンパーク大阪TTホールで開催されることが3日、明らかになった。

 「R-1-」は今年の大会前に参加規定を芸歴10年以内に変更。「R-1グランプリ」と表記も変更されていた。おいでやす小田、三浦マイルドら、出場資格を失ったレジェンドの救済企画となる。

 出場者はエントリー制で定員に達した場合は、事前のネタ審査を行うという。当日は会場の客席審査で、1番面白かった「MVP(エムブイピン)」を決定。賞金50万円(クラウドファンディングによる追加支援も検討中)に加え、3月に放送される「R-1グランプリ2021」決勝へのゲスト出演などが検討されている。オンライン配信も実施される。

 「R-1グランプリ2021」プロデューサーの関西テレビ・梅田一路氏は「(今年の)参加資格を芸歴10年以内としたことで、芸歴11年以上の皆さまがひとり芸を披露できる場をR-1として整える責任があると考えてきました。イベントを開催するにあたり、ひとり芸に力を注いでいただいている芸歴11年以上の芸人の皆さまに敬意の念を込めて『クラシック』『格式高い』という言葉を添えさせていただき、ひとり芸がより一層発展、活躍していければと思います」とコメントした。

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