堂本光一 感謝と覚悟のSHOCK開幕 「ジャニーさんを超えている」コロナ禍演出

客席に手を振る(左から)松崎祐介、越岡裕貴、上田竜也、堂本光一、前田美波里、梅田彩佳=東京・帝国劇場(撮影・高石航平)
堂本とジャニー喜多川氏の似ている点を話す松崎祐介(左端)とそれを笑顔で聞く(左から二人目から)越岡裕貴、上田竜也、堂本光一=東京・帝国劇場(撮影・高石航平)
笑顔で意気込みを語る堂本光一=東京・帝国劇場(撮影・高石航平)
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 KinKi Kids・堂本光一(42)が3日、東京・帝国劇場で4日に初日を迎える主演ミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」の公開稽古に参加した。1日に公開された映画版と連動し、舞台では本編ストーリーのスピンオフ版を上演。感染対策を講じた演出を手掛け、エンターテインメントの光を照らし続ける光一は、「コロナ禍において、その対策を踏まえたうえでの演出は、ジャニーさんを超えていると思います」と誇りをにじませた。

 緊急事態宣言下での開幕に、光一は「幕を開けることができるのは、お客さまがご協力を下さるからこそ。我々の思いをいっぱい届けたい」と思いをはせた。気合がみなぎり「ズボンの股が裂けました」と熱演ゆえのハプニングも飛び出した。

 使命を感じている。昨年12月から約2カ月間上演した舞台「ドリームボーイズ」(主演・岸優太=25)を手掛けた光一は、「-Eternal」の千秋楽となる3月31日まで、演出家として帝劇を4カ月“ジャック”。計104公演を紡ぐ。「ジャニーさんも数々の演出を手掛けてギネス世界記録も持っていらっしゃいますが、コロナ対策を踏まえたうえでの演出は、ジャニーさんを超えていると思います。ジャニーさんはゼロだから」とほほえみながら“恩師超え”を口にした。

 00年の初演から今年で21年。12日の公演で通算1800回公演を達成する。自身の持つミュージカル単独主演の1位記録を更新し続けることに「とてつもないことだと改めて感じますね」。収束の気配が見えないコロナ禍を進み続けるエンターテイナーは「自分の覚悟としては、本編がもうできないかもしれないと思いながら明日の幕を開けます」と1公演の尊さをかみ締めながら全力パフォーマンスする。

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