橋下氏、森会長会見に「うちのオカンとそっくり、意地になってる」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が4日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」で、女性蔑視発言で謝罪会見を行った東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の会見について「国民の理解を得るという目的からすれば、最悪の会見」との印象を語った。
番組では森会長の謝罪会見を生中継。会見終了後、橋下氏に感想を聞いた。
橋下氏は「国民の理解を得るという目的からすれば、最悪の会見。反省の意図も伝わらないし、ジェンダー問題の理解も全くないと伝わった最悪の会見」と率直に語った。
橋下氏は森氏の年齢が83歳という点にも触れ、「うちのオカンとも社会の価値観、それ違うよと言っても聞く耳を持たない。それとそっくり。意地になっちゃって」と自身の高齢の母と重ね「国民がギャーギャーいって森さんを吊し上げても、森さんは聞く耳は持たない」と語った。
だからといって、このままでいいとは考えておらず「(森会長は)俺はやると意地になっているが、そこを変えるのが政治」とも主張。「トップをまず変えないといけないと思わない組織委員会もダメ」と、会長職は辞するべきとも訴えた。
橋下氏は、森会長の政治力については「絶対に必要」という考えを示すも「表に向けての看板は森さんではない人を据えて」「看板を変えないと国民がしらけちゃう」とも指摘していた。