厚切りジェイソン 森会長の「わきまえる」発言は英語では「立場をしれという…」
タレントの厚切りジェイソンが5日、TBS系「ひるおび!」で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性に「わきまえて」などと語ったことに、英語では「立場をしれ」というニュアンスの言葉であると説明し「その言葉を言ったのは、まさに今そう思っていると思われる」と語った。
番組では物議を醸している森会長の会見について特集。女性蔑視ともとれる発言を謝罪し、撤回したが、国際的な問題ともなっている。
これに厚切りジェイソンは「海外は結構怒っている。特にアメリカは敏感。失言一つで仕事ができなくなるシビアな状況」と語り、森会長が発言したことで「女性を差別している国と取られている。それは森さんが辞任したって変わらない。結構大変な状況」と語った。
特に「わきまえる」という言葉が波紋をよんでいることに、ジェイソンは「その言葉のチョイスが残念」と語り、「報道されていた英語だと、『立場をしれ』という、アメリカではかなり歴史のある表現。昔の人種差別、女性差別、差別として認識されてた言葉を言ってしまったのは、まさにそういう思いを今でもしていると思われる」と「わきまえる」という英語はかなり強い表現であると説明した。
これに恵俊彰は「『わきまえる』は『立場をしれ』と?」と驚くと、ジェイソンは「訳した人にもよるが、僕が読んだ記事では『ちゃんと女性、立場をしれよ』というニュアンスになっていた。歴史的には使われていた言葉」と説明していた。