土屋太鳳 ミュージカル初挑戦はコンプレックス克服のためだった 小倉智昭との対談で明かす
女優・土屋太鳳(26)が5日放送のフジテレビ系「とくダネ!」でMCのフリーアナウンサー、小倉智昭と対談した。収録は1月28日。昨秋から今年1月にかけて自身初のミュージカル出演となる「ローマの休日」でダブル主演を務めたが、コンプレックス克服のための挑戦だったことを打ち明けた。
土屋が抱えてきたコンプレックスは「声」。かなり小さい頃から持っていたそうで、小学3年生ぐらいまでしゃべることができなかったという。「自分のことをしゃべろうとすると、『うわー!』とか『あー!』とか言って、泣いちゃったりとかけんかしたりとか。先生とかに『治療した方がいいかもしれないね』っていうふうに言われてたぐらいしゃべれなくて」と、深刻だったことを明かした。
「すぐ声出したらガラガラになっちゃうし、自分は声が出ないものだと思って」いたという土屋は、中学時代にはポリープができ、治療のためにしゃべらないよう言われてからは小さな声でしゃべるようになった。「そしたら声が出ない、歌うのが苦手、しゃべるのも苦手。だから歌う事に対してすごくコンプレックスもあって」と振り返る。
それを克服しようと決めた。「今挑戦しなかったら絶対に乗り越えられないと思って挑戦しました」と、すがすがしい表情で話した。
ミュージカルではセリフから歌い出すことが多い。初めは歌と演技とを分けてしまい、どうしてもつながらなかったというが、女優・草笛光子の言葉で開眼。「草笛さんが『セリフから歌に上がる、ここが一番楽しいのよ』って言って下さってから、しゃべりから歌にいく、そのつながりを楽しめるようになりました」と笑って説明した。