長谷川博己「麒麟」最終回意味深解説 光秀は本能寺で「自分をあやめるつもり…」

 俳優の長谷川博己が6日、NHK総合「土曜スタジオパーク」に生出演し、7日に最終回を迎える同局の大河ドラマ「麒麟がくる」について語った。自身が演じる明智光秀が織田信長(染谷将太)を討つクライマックス・本能寺の変については「自分をあやめるつもりでもある」と意味深長に語った。

 信長役の染谷が以前、同番組に出演した際に、本能寺について「すごかったです。それしか言えません。台本を初めて見たときは鳥肌たちました。感動して、切なかったです」と語ったVTRが流された。これを見た長谷川は「たしかにすごかったですよ」と納得した。

 慎重に言葉を選びながら、信長パートと光秀パートに分けて撮影したと説明し「ぼくのところで言うと10分くらい本能寺が燃えてっていうところを見ているシーンがあって、10分くらいずーっと(カメラを)まわしてくれてたんです」と緊張感にあふれていた状況を振り返った。撮影では「信長との思い出が走馬灯のように浮かび上がってきて、色んな感情がわき上がって、泣いたり叫んだり色んな事があったんです」と感情を揺さぶられたという。

 信長については「光秀にとっても自分自身でもある」と自身の見解を説明。「(光秀は)自分をあやめるつもりでいるところもある。僕(光秀)自身が作ったものだけど、彼(信長)は自分の一部だし、それを本能寺でどういう風に…ってことなんですけど」と意味ありげに笑った。ネタバレは控えつつも、暴走する信長を作り上げた責任の一端がある光秀の思いを代弁していた。

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