俳優・菅田将暉（２７）が日本テレビ系ドラマ「コントが始まる」（４月スタート、土曜、後１０・００）に主演することが７日、分かった。２０代後半の若者を描いた青春群像劇で、共演には有村架純（２７）、神木隆之介（２７）、仲野太賀（２８）、古川琴音（２４）と、世代を代表する豪華キャストが集結した。

　「俺の話は長い」（１９年）で向田邦子賞を受けた金子茂樹氏によるオリジナル脚本。菅田は売れないトリオ芸人「マクベス」を、神木、仲野と演じる。有村は３人がネタ作りで集まるファミレスのウエートレス役で、その妹役を古川が務める。

　見どころの一つが、３人によるコントだ。ドラマは毎話「マクベス」のコントからスタート。物語の重要な伏線につながる異例の構成となっている。また、古川以外の４人は同じ１９９３年生まれ。失敗を経験して理想と違う人生を歩みながらも、夢を諦めずに奮闘する２０代後半を、実年齢で演じる点も注目される。

　菅田の連ドラ主演は１９年の同局系「３年Ａ組－今から皆さんは、人質です－」以来２年ぶり。同世代の実力派たちと「ずっと憧れていた青春群像劇」での共演が実現し「こんなにもそばにいて欲しい人が集まってしまい、正直浮ついてます。頑張ります。でもそれ以上に楽しんでいきたいというのが本音」と期待感を示した。

　有村は菅田とダブル主演した映画「花束みたいな恋をした」が１月２９日に公開されたばかり。再びの共演でファンになっていく役柄を演じ「人々の小さな希望の光になる、応援歌のような作品になれば」とコメントした。