麒麟 光秀背後に「巨大三日月」…天海甲冑 ネット沸く、NHK確信犯?
7日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の視聴率が関東地区で18・4%の高数字を記録したことが8日、ビデオリサーチ日報調べで分かった。
最終回の主舞台は本能寺の変が描かれた。事変後の激動の11日間に関しては市川海老蔵のナレーションで「6月13日、西国から思わぬ早さで戻ってきた羽柴秀吉が立ちふさがった」と告げられたが、山崎合戦についても直接触れられず、3年後に明智光秀(長谷川博己)が生存している噂があるとし、似た人物が現れる演出も。
江戸幕府参謀、天海僧正の正体が明智光秀だと言われる異説に含みを残した。
一方でネット上では、光秀が家臣に「我が敵は本能寺にある」と織田信長(染谷将太)を討つことを告げた丹波・亀山城で、光秀の背後の壁(掛け軸?)に巨大な「三日月」のような絵が描かれていることが注目されている。出陣前に徳川密偵・菊丸(岡村隆史)が忍び込んできた部屋も同様に巨大「三日月」があった。
現在に、天海僧正が使用したと伝わる甲冑には、「麒麟」と、極めて巨大な「三日月」のような飾りが特徴。
ネット上では最終回放送中から「明智の後ろに三日月」「光秀の背に兜と同じ三日月」「天海の兜に三日月」との投稿が集まり、制作側が仕込んだ、光秀=天海の暗示と目されている。