東国原、森会長問題で「ウルトラC」を提案 会長辞任、後任は…
元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が8日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任に、安倍晋三元首相を据えてはどうか?という“ウルトラC案”を提案した。
番組では、世界的に波紋を呼んでいる森会長の発言について取り上げた。JNNの世論調査でも森会長の対応について納得していない人が77%、辞任すべきと思っている人も59%いることも報じた。
東国原は、森会長の進退に関して「森会長が自分で辞めると言わない限りは辞めさせられない」と切り出し、組織委員会が公益財団法人であることから「解任するには理事会、評議委員の議決が必要。難しいし、時間もかかる」と説明。
そして「ストレートなのはご本人が『辞めますよ』と」、スピード感があるのは辞任だと指摘。だが辞任した場合、残り任期はわずか半年しかないことから「これはウルトラCですが、バトンタッチできるのは安倍前首相しかいない。安倍前総理に頼みますよと。誰が反対しますか?適任だと思いますよ、僕は」と森会長は自ら退き、後任を安倍前首相に据えればどこからも文句はでないとした。
安倍前首相は、リオ五輪ではマリオの格好をして閉会式に登場するなど、五輪にも深く関わってきた。「すべての利害関係をコントロールできる」「今までのことを全部知っていて、スムーズにバトンタッチができるのは安倍首相かな」とも指摘。そして自分から退けば「批判も一応、回避される」と語った。
当然、安倍前首相については、桜を見る会など、批判はまだまだ減っていないが「それは一度置いておいて、あと半年、オリパラを成功に導けるのはぼくは安倍前首相じゃないかなと…」と訴えていた。