さんま、YouTuber願望「ちょっとある」地上派の砦だが…
タレントの明石家さんまが6日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(後10・00)に出演し、YouTubeに進出したい思いを明かした。
音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」についての話題で、さんまは「あれはほぼラジオ。スポンサーが付き始めたらラジオのすごいライバルになる」と分析した。同じ音声メディアであるラジオにとっては「死活問題」とした。
さらに、「仕事のないタレントさんに、小さい事務所は『やってくれ』って言うとるわ。スポンサー付いたら利益になるねんて」と芸能界でも積極的に取り入れる動きがあることも伝えた。さんま自身もおしゃべりが真骨頂なだけに「Clubhouseやろうかどうか悩んでるねん。しゃべり続けて聴いてくれたらええねん。そこでラジオよりも効果があれば、ということやから」と興味を示した。
長くテレビ、ラジオで活躍してきただけに、SNSでさまざまな形のメディアが登場することに「テレビの敵はYouTube、ラジオの敵はクラブハウスになってしもた」としみじみ。これまで、テレビ人としてYouTubeへの出演には否定的なスタンスだったが「おれもYouTubeに行きたい気持ち、ちょっとあんねん」と意外な思いも告白した。
続けて「みんなが『絶対に行かんといてください』って言うねん。どうしよう」とポツリ。共演の村上ショージが「さんまさんは地上波で。(YouTubeは)敵って言うてたし」とすがると、「周りがそう言うからおれも意地張ってんねんけどぉ、実はぁ…本当の悩み」と笑いをまじえつつ、本音をこぼした。