高田延彦、二階氏に苦言「息を吐くようにスーッと無神経な発言」…閣僚からも批判
元格闘家でタレントの高田延彦が9日、ツイッターに新規投稿。東京五輪・パラリンピック組織委員会・森喜朗会長による女性蔑視発言を受けた自民党・二階俊博幹事長による一連の発言に対して苦言を呈した。
二階氏は8日の会見で、森氏が発言を撤回していることを指摘して「それでいいんじゃないか」と問題視しなかった。さらには、ボランティア辞退者が森氏の発言後に約390人も出ていることについて「瞬間的なもの。どうしてもお辞めになりたいということだったら、また改めてボランティアを募集する」などと述べた。
こうした二階氏の発言を受け、高田は「二階氏の息を吐くようにスーッと無神経な発言」と指摘した。
9日の衆院予算委で、自民党の閣僚からも問題視する声が続いた。橋本聖子五輪相は「(ボランティアが)辞めたいなら新たに募集する」とした二階氏発言は「不適切」との認識を示した。麻生太郎副総理兼財務相は二階氏によるボランティアへの言葉について「敬意を欠いている」と述べ、森氏の女性蔑視発言には「国益に沿わないことは、はっきりしている」と指摘した。