野口健氏 二階氏の弁明「特別深い意味ない」に苦言「言葉にまるでセンスがない」
登山家の野口健氏が9日、ツイッターに新規投稿。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言に伴うボランティア辞退の動きを巡り、自民党の二階俊博幹事長が「落ち着いたら考えも変わる」などと述べた前日の発言に「特別深い意味はない」と弁明したことを受け、「言葉にまるでセンスがない」と苦言を呈した。
野口氏は「今に始まった事ではないですが言葉にまるでセンスがない」と指摘。「責任ある方々はこの際、もう何も語らない方がいいのではないか。発言されればされるだけ本来、集中しなければならない事から離れていく」と見解を示した。
さらに、野口氏は今夏の五輪開催について投稿。「本来ならば東京五輪に対し進むのか、退くのか。進むのであればどれだけリスク管理を徹底できるのか。またゼロリスクはあり得ない訳でどの程度のリスクなら許容できるのか。そこに向けて集中し対策を練るべき」と提言。「五輪を目前に1日足りとも時間を無駄にはできないはず。時間の使い方を間違えてはいけない」と呼びかけた。