ディーン 初大河で再び五代様 女性ファン感涙必至「あさが来た」から5年ぶり
俳優のディーン・フジオカ(40)が、14日スタートのNHK大河ドラマ「青天を衝け」で、吉沢亮(27)演じる主人公・渋沢栄一と同時代を駆け抜け、並び称された実業家・五代才助(友厚)を演じることが9日、分かった。同局が発表した。
大河初出演となるディーンは、同じ大森美香作品で2015年度後期の連続テレビ小説「あさが来た」で五代を演じブレークしており、役との“再会”に「不思議な縁を感じております」と喜んだ。
朝ドラでは、波瑠(29)演じるヒロインを支えた、甘いマスクの五代に女性ファンが「ディーン様」と大注目。物語内で死去すると、「五代ロス」というフレーズも流行した。
朝ドラと大河の同役は俳優・山本耕史(44)が04年「新選組!」と「あさが来た」で土方歳三を演じている。また俳優・竹中直人(64)は96年「秀吉」、14年「軍師官兵衛」の大河2作で豊臣秀吉を演じて話題になった。
ディーンは、初大河を光栄とした上で「『あさが来た』の時と同じ五代友厚役を再び演じる機会をいただいたことを心からうれしく思うと共に、時を超えた不思議な縁を感じております」と興奮を隠せない様子。
「日本の近代史において『西の五代』が『東の渋沢』とどう関わり、大阪経済復興に身を捧げたのか。その力強い生きざまや、成し遂げた偉業について、さらなる理解を深めていけるよう『五代さん』を全身全霊で演じます」と決意表明した。