後藤田正純議員、森会長発言は「傷害罪」…「女性の誇りを傷つけた」
自民党の後藤田正純衆院議員が10日、TBS系「グッとラック!」の取材に応じ、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言について「女性の方々の誇りとか、プライドを傷つける、傷害罪ですよ」と厳しい言葉で批判した。
後藤田議員は、今回の森会長の発言直後から、自身のSNSで「『男性、女性、そして両性』東京五輪組織委員長の発言 マジで本当に辞めてください。かばう方々、その理由を述べてください」など、森会長辞任を求める言葉を投稿している。
後藤田議員は「グッとラック!」の電話取材に対し「女性の方々の誇りとか、プライドを傷つけるっていう、傷害罪ですよ」と厳しい言葉で非難。「理念があるから五輪なんですよ。理念なしの運動会になっちゃう。撤回したから許されるということ自体、僕はもう、あり得ない」とも語った。
森会長の周囲から辞任を求める声が上がらないことには「自分の地位を大事にされているんでしょうけど、国民の地位、女性の地位と自分の地位、どっちが大事かって話なんですよ」ともコメント。
組織委員会側が森会長を引き留めたとされることにも「余人をもって代えがたいっていうのは、森会長が国から予算を取ってこられるという事なんで、知事も理事で、周りにいる人もいいとこ取り。森さんいなくなっても、何ら問題ない」とも語っていた。