八代弁護士、4者会談欠席意向の小池知事に「イメージだけの人だなと思う」
国際弁護士の八代英輝氏が10日、TBS系「ひるおび!」で、東京都の小池百合子知事が、IOCと日本側の4者会談について「あまりポジティブな発信にならない」として欠席する意向を示したことに「やり方としては違和感を感じる」「あまりに政治的」との思いを語った。
番組では、この日の午前中に小池都知事が17日に予定されている4者会談について「今ここで4者会談をしても、あまりポジティブな発信にならないんじゃないかと思いますので、私は出席することはないと思います」と欠席の意向を示したことを取り上げた。
これに恵俊彰は「小池さんなりの、何らかのメッセージだと思うが…」と言うも、八代弁護士は「私は、イメージだけの人だなと思う」と渋い顔。
「ポジティブな印象を与えられるから出る、与えられないから出ないというものではなくて、この問題をどう終息するか、最終的に森会長が辞任という形になるにせよ、オリンピックを開催するようにもっていく可能性を模索するのが、開催都市の長の役割」と指摘。
そして「ポジティブにならないから参加しないというのは、ある意味、小池さん流の『森さんを切ってくれないと私は加わりません』というメッセージかもしれないが、やり方としては…。私は都民ですが、東京都の長がこういうやり方をするのは違和感を感じます」と都民としての思いも語った。
そして「僕は(森会長の)クビを切ってくれというメッセージにも聞こえるが、それにしてもやり方が政治的すぎる」ともコメントしていた。