フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」が１０日、元横綱貴乃花の花田光司氏（４８）が、週刊文春（２月１８日号）で、長男で靴職人、タレントの花田優一（２５）が週刊女性（２月１６日号）で自身の暴飲やモラハラ暴力を告発した内容を真っ向から否定したことを伝えた。父子の言い分は全く食い違ったが、スタジオのお笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼は２人のある共通点を指摘した。

　光司氏は今回の記事の中で、優一の告発に「それらの内容は、自分に都合の悪い事実が伏せられて、巧妙な嘘で塗り固められています。このまま“黙して語らず”というわけにはいかない。世間様からすれば、親子なんだから直接話し合えばいいじゃないかと思われるかもしれません。しかし、話し合って解決できる段階は、もうとっくに通り越しています」などと反論した。

　優一は、光司氏が毎晩ワインのボトルを３～４本空けるような飲み方をするようになり、元妻の景子さんに厳しく当たるようになったと告発していたが、光司氏は「たまに自宅に帰ってお酒を飲むが、記事のような暴飲はしない」と否定。また「見た事がない異様な形相で突然つかみかかってきた」という告白も、「息子ともみ合いになったのは事実。電話で口論になりマンションに向かったところ、下で待ち受けていた息子が取り乱しながら私に蹴りかかってきたのです」などと説明した。

　矢作はこれらの言い分を検討しながら「今までの貴乃花さんが曲がったことが嫌いで、そういう嘘をつく人じゃないなっていうことだけはわかってるじゃない。酔っぱらった時だけはわかんないけど」と、光司氏の言い分に信頼が置けると主張。続けて、親子の共通点に踏み込んだ。

　「お互いすごいよね、ホント聞く耳を持たない２人じゃないですか。すごい似てるんですよ。だから話が絶対合わないの。お父さんはすげーまともなこと言ってるけど、優一さん聞く耳持たないでしょ。貴乃花さんも今までいろんな人とトラブルを起こして…。それは聞く耳を一切持たないからうまくいかないんだからね」と独特の視点で“解説”した。