東京五輪開催めぐり坂上忍「僕は再延期派」竹山は「そろばんはじいて損しない方を」
フジテレビ系「バイキングMORE」が10日、東京五輪開催をめぐり、楽天会長兼社長・三木谷浩史氏が8日に自身のツイッターに投稿した内容を紹介した。
三木谷氏は「日本を元気にしたいという自分の創業の原点に立ち戻り、(実業界ではタブーだけど)勇気を振り絞ってストレートに言うことにしました」と前置きし「『五輪に関しては、現状を鑑み、冷静に開催の見直し、または順延をIOCと協議すべきだ』あまりにもリスクが大きすぎる」と持論を述べている。
MCの俳優・坂上忍は「これねえ、三木谷さんも実業界でもタブーなんでしょう。ただ生放送界も、なかなか言いづらい空気になっちゃってますからね。僕はずっと言ってるように再延期派です」と、きっぱり。
カンニング竹山は「一番いいのは再延期。中止にした方が良くて…」と、国内で経済的に困っている人が多いこと、あと6カ月で海外から多くの人を迎える態勢が整うのかという懸念を理由に挙げた。
竹山はさらに「そもそもが東京オリンピックやろうという時に、どうしても僕がずっと引っかるのは、初め復興オリンピックでやろうとなった。それどっか行っちゃった。アスリートファーストでやろうと、もうアスリートファーストどころじゃなくなっちゃった。そうすると、これ意味なんだっていうわけ」と、五輪開催の意義が薄れてきたことを指摘。
「ここにきたら、一番大切なのは一回そろばんはじいて、それでもやった方が損しないのか、辞める方が損しないのか。損しない方を選ばないと、生活に困ってる日本国民いっぱいいるから。そこにちょっとでも割り当てられるというシステムで考えないと」と力説した。