東京五輪、開催?延期? 北村弁護士×坂上が大激論
北村晴男弁護士が11日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演し、MCの俳優・坂上忍とバトルを繰り広げた。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言についての話題。森会長が辞任し、日本サッカー協会元会長で、日本バスケットボール協会の会長としても協会立て直しの実績がある川淵三郎氏が後任の最有力となっている。
“新会長”の下での五輪について、北村弁護士は「100%やる(開催する)べきだと思います」と持論を展開。外国からの観客は「今の状況ではシャットアウトでしょう」と予測した。
一方で日本国内の観客は「プロ野球の経験が生かせるはず。十分検討すれば、できないはずはない」と前向きに語った。さらに、これまでアスリートから勇気づけられてきたとし、「今回(五輪を)やらないなんていうのは、あまりにも身勝手」と選手のためにも開催すべきと主張した。
ここで坂上は、今年開催だけでなく、再延期、中止、どの立場でも「選手へのリスペクトは大前提」と力説。北村弁護士が「『申し訳ない』と思ってればいいってもんじゃないですよ。実際にやら(開催し)なきゃだめ」と割って入ると、坂上は眉間にしわを寄せながら「『思ってるだけじゃだめ』ってちょっと乱暴なんじゃないですか」と返した。同局の伊藤利尋アナウンサーが、開催についての立ち位置を尋ねると、坂上は「再延期派」と明かした。