藤井二冠 聖火ランナー辞退していた “森発言”は無関係
東京五輪・パラリンピックの聖火ランナーとして愛知県瀬戸市を走る予定だった藤井二冠が、多忙を理由に辞退を昨年11月に市に伝え、了承されていたことが11日、分かった。。五輪が1年延期され、本人の都合がつかなくなったためという。伊藤保徳市長が取材に明らかにした。市長によると、五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言とは無関係。
藤井二冠はこの日、「受けた時と、オリンピックと自分の状況が変わってきた。昨年、タイトルを獲得できて、前より将棋に精進していかないといけないという思いがあった。立場の変化が要因の一つ」と説明した。
聖火リレーを巡っては、同県犬山市を走る予定だったロンドンブーツ1号2号・田村淳が3日に辞退を表明している。