小池百合子知事 新会長問題もカタカナ…「ESGのSとGが問われている」

 小池百合子東京都知事が12日、都庁で会見し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長の選出などについて問われ、「ESG。今回、特にSとGが問われている」と得意の英語をまじえて話した。

 選出方法などについて問われ、小池知事は「さきほど長期戦略のなかでイーエスジーということで。全部大文字のESGについてもお話させていただきました」と表記についても補足。続けて小池知事は「Environment。環境ですね」と巻き舌で発音。「Social、社会。そしてGovernance(ガバナンス)ということで。今回、特にSとGが問われていて」と指摘。

 「世界から大変注目を集めているのが、今後の会長職がどのように決まっていくのか。だれなのか。改めて申し上げますけどもこの間、東京2020大会を引っ張ってこられたのは森会長。これまでの積み重ねに敬意を表したい」と森喜朗氏の手腕を称賛した。また、「これからについてはどのような決め方をしていくのか、手続きの透明性などを世界が見ている。どのような人になるのか。今後この大会がオリンピック憲章、そしてアジェンダ2020といった考え方を大会を通じてどのように世界に発信していくのかということが注目の的であり、逆に言えば東京にとって発信のチャンス。世界が、どのような形でどのような人を、どのような発信を東京がしていくのかというようなことを忘れてはならないと思っています」などと述べた。

 企業に投資する際に「ESG投資」という考えが広まっており、経産省のホームページによると、従来の財務情報だけでなく環境・社会・ガバナンスの要素も考慮することが重視という。

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