黒沢清監督が新人時代の松重豊を回顧 「体も大きく、底知れぬものを感じた」

 映画監督の黒沢清氏(65)が13日、都内で行われた俳優・松重豊(58)とクノ真季子(53)のダブル主演映画「地獄の警備員」のデジタルリマスター版公開記念舞台あいさつに登壇した。

 黒沢監督が手掛けたバイオレンスホラーの29年ぶり公開。新作「スパイの妻」がヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞するなど注目を集める中での原点回帰となった。バイプレーヤーとして名をなす松重の新人時代をオーディションした黒沢監督は「体も大きいし、底知れぬものを感じました」と回顧していた。

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