楽天・三木谷浩史会長兼社長が１４日、ツイッターを更新。今夏の東京五輪・パラリンピックの開催是非について「ワクチン無しでは、やはりリスクがデカ過ぎるとは思います」と釘を刺した。

　三木谷氏は続けて「そして自国優先の米国、欧州から予定通りには輸入できず、大幅に遅延することも想定しなければいけないと思います」と強調。ワクチンが到着しているという投稿に対して、「限定的な数量だと思います。残念ながら」とつづった。

　ワクチンについて、三木谷氏は「国民全体に広く行き渡る量を輸入するには、まだかなりハードルがあると思っています。政府には頑張ってもらいたいところですが。。現実は、そんなに甘くないと思います」と警鐘を鳴らし、「私の心配が杞憂に終わることを祈ります」と付け加えた。

　これまでに開催の是非についてアンケートを取り、１５６０６票の集計の結果、７５％が「今年は見送るべき」の回答だった。