お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武（５８）が１５日、京都市・京都文化博物館で開催される個展「木梨憲武展　Ｔｉｍｉｎｇ－瞬間の光り－」（１６日～３月２８日、同所）の内覧会に出席した。

　木梨は京都での開催を「豊さん（騎手の武豊）率いるスポーツ界や、他にもお友達がたくさんいるんで、来るとテンションが上がりますね」と喜び、「プロモーションというか、この後の１カ月は武豊くんに宣伝をしてもらおうと思います（笑）」と親友の助けを期待した。

　タレントや歌手だけでなく画家としても活躍する木梨にとって、２度目の全国美術館ツアー。２０１８年から続いており、京都は１５会場目となる。絵画や映像、オブジェなど約２００点の作品が展示される。いくつもの手が描かれる「ＲＥＡＣＨ　ＯＵＴ」シリーズは２０年以上描き続けているというもの。「多数で、困ったら助けてくる。自分が困ったら助けてもらう。だから手をつないで、しのぎながら明るく行こうよと」と、絵のテーマとコロナ禍の世相を重ねて見どころを語った。