楠田枝里子 島根県知事の聖火リレー中止検討に「政府、東京都にハッパかける意味で」

 フリーアナウンサーの楠田枝里子が19日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。現在の状況が改善されない限り五輪を開催すべきではないと述べ、県内の聖火リレーの中止を検討していると発言した島根県の丸山達也知事に理解を示し「政府、そして東京都にハッパをかけるっていう意味でもこういう声を上げられたんだと思う」と語った。

 丸山知事は17日に開かれた聖火リレーの県の臨時実行委員会で、東京都などの新型コロナウイルスへの対応について「保健所の業務がひっ迫し、濃厚接触者の調査が行われていないなど不十分なものになっている」などと指摘。このような状況で五輪を開催すべきではないと主張し、島根県内で5月15日から2日間実施される予定の聖火リレーも、状況を見て中止するかどうか判断すると表明した。

 一連の発言に、楠田は「島根県はしっかりと感染対策をして結果も出していらっしゃいますから、やっぱり東京都とか政府の対応が歯がゆくてしょうがないんでしょうね。ある意味、政府、そして東京都にハッパをかけるっていう意味でもこういう声を上げられたんだと思いますが、このままズルズル行ってしまうと、この動きに続いていく地方自治体もきっと出てくるだろうと思います」と予測した。

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