「岸辺露伴は動かない」にギャラクシー賞月間賞 高橋一生、森山未來ら「ハマリ役ばかり」

 昨年末にNHKが放送した高橋一生が主演のドラマ「岸辺露伴は動かない」が、21年1月度のギャラクシー賞月間賞を受賞したことが19日、発表された。

 同ドラマは、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」(原作・荒木飛呂彦)の第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場した人気キャラクター・漫画家の岸辺露伴を主人公に据えたスピンオフ作品を原作にしている。漫画家である露伴が、さまざまな奇妙な出来事に、独特の感性と、人を本にして内面を読み取ったり、記憶や行動を制御する能力「ヘブンズドアー」で向き合っていく。

 放送当初から、高橋ら出演陣の演技力や、音楽・美術・演出面を評価する声が、ネット上で見受けられていた。選評でも「独特な美意識に貫かれた奇想天外な原作の世界観を、こだわりぬかれた美術や演出で見事に再現。小林靖子による脚本も原作のエッセンスを的確に抽出していた」と評価された。

 さらに、俳優陣は「主演の高橋一生を筆頭に役者陣もハマリ役ばかり。中でも森山未來は、その身体能力を最大限に生かし、違和感丸出しのキャラクターを見事に演じていた」と絶賛された。

 森山は今回、3話集中で放送された中の第2話「くしゃがら」で、中心人物・志士十五を演じた。露伴と同じ雑誌で連載を持つ漫画家である志士が、「くしゃがら」という謎の単語の意味を追い求める、というストーリー。「ジョジョ-」など、荒木氏の作品に登場するキャラクターは独創性が高く、台詞まわしやキャラクターのたたずまいも独特だが、これを見事に演じ切っていた。

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