TKO木下隆行、ペットボトル投げつけ事件を語る 今は「収入ゼロ、貯金で生活」
TKOの木下隆行が18日深夜にテレビ東京で放送された「じっくり聞いタロウ~スター近況マル秘報告」に出演。3年前の“ペットボトル投げつけ事件”の真相を語った。
木下は19年に後輩芸人へペットボトルを投げつけた“パワハラ”が報じられ、それがきっかけで昨年3月に松竹芸能を退社した。
木下は「事の発端は、松竹時代に(先輩芸人の)結婚祝いをしようと、珍しく幹事になって」お祝いパーティー費用8万円を出席者から集めたところ、主役の先輩芸人がその場の支払いを済ませて帰宅してしまったことから、8万円が浮くことに。木下は参加した後輩芸人らとのLINEグループで、浮いた8万円で「どうしようか、お祝いとして何か考えようか」などと相談をしていたという。
だが、18年年末のライブで、暴露コーナーのような企画があり、そこで後輩芸人が木下へ「あの8万円どうした?ちょろかまかした?返して下さい」と言い出したことから「そこが僕の弱い、小さいところ。犯罪者というか、お金のことで何を言ってる?と腹が立ってしまった」と、犯罪者扱いされたような気持ちになってしまい、激怒。後輩芸人は「笑いにしよう」と思っていたと、後から説明されたというが、木下は「とても笑いにできなかった。怒りに変わってしまった」と振り返った。
その怒りを持ったまま楽屋に戻り、後輩芸人へペットボトルを投げつけてしまったという。「楽屋に帰っていきなりバーンと。説教を(先に)すれば良かったが、ペットボトルを投げてしまった。自分の弱さです」。
直後にすぐ、謝りに行かなかったのか?と聞かれ「すぐにできなかった。裏切られたと思った」というが、「会社や相方から『方法は間違えてる』『顔に当たってる』と言われ、謝りに行って。すまんかった、ごめんなさいで和解はした。向こうも謝ってくれた」という。
だが騒動はこれで収まらず。これが週刊誌ネタになったことから、他の週刊誌、ネットなどに「うそが書かれた」といい「それも止めることができない中で会社に呼ばれて、お前を信じられんようになったと」と言われ、話し合いの末、所属事務所を退社することになった。
現在はYouTubeを配信しているが、テレビや舞台の仕事はなく「収入はほぼゼロ。貯金だけで生活」という毎日。YouTubeの編集などにお金がかかってしまうことから名倉潤らからは「やめたら?」とも言われたが、「忘れられてしまうのも怖い」と正直な気持ちを吐露。
しかも、YouTubeのコメント欄には誹謗中傷も多く、娘がそれを目にしたら傷つくのでは?と思い、娘を呼び出し事情を説明しようとしたところ「娘もバッド(評価)を押していた」と言い、スタジオを笑わせていた。