横田めぐみさん役・菜月「拉致問題早く解決しなくては」 母役女優は言葉詰まらせる
2枚
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんと家族の苦悩を描いた映画「めぐみへの誓い」(19日公開)の公開記念舞台あいさつが19日、横浜市内で行われ、女優の菜月(21)、石村とも子(62)らが登壇した。
横田めぐみさんを演じた菜月は「この作品を通して、拉致問題は早く解決しなくてはならない、とても重要な問題であるということを、関心の薄い若い世代を含め、もっと多くの方に知っていただきたい」と訴えた。
横田めぐみさんの母、横田早紀江さんを演じた石村は「(めぐみさんが)帰ってくるまで元気でいてほしかったな」と、去年6月に死去した横田めぐみさんの父、横田滋さん(享年87)に思いをはせた。時折言葉を詰まらせながら、滋さんの死去に「悲しいというより、悔しい気持ちでした。早紀江さんには、(めぐみさんと)抱き合う光があることを心から願っています」と話した。