鶴瓶 フワちゃんから「アフロのヤツはイタい」…若手時代の髪型の理由明かす
落語家の笑福亭鶴瓶が21日、レギュラーを務めるニッポン放送「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(日曜、後4・00)に出演。若手時代、髪形をアフロヘアにしていた理由を明かした。
ゲストでYouTuber芸人のフワちゃんに「高校の時はどんな子やったの?」と質問。フワちゃんが「私めちゃくちゃイタいヤツというか…」と答えた。鶴瓶は「この世界、イタい方がええねん。オレも大概イタかったからね」とフォローすると、フワちゃんは「アフロのヤツなんて大概イタいよね」と厳しいツッコミ。鶴瓶も苦笑していた。
鶴瓶は「今から考えると、アフロのヤツなんて大概イタいねん。なんであんなんしてたか、いま分からへんもん。落語家やで。落語家やのにこんな頭…」と自虐。自身のアフロヘア時代を振り返った。
共演するニッポン放送の上柳昌彦アナウンサーが「なんでそうしようと思ったの?目立つってことですか?異端児でいたいとか」と、髪形をアフロにしていた理由を聞くと、鶴瓶は「異端児でいたいというより、落語家ってそんなに注目されへんかったんよ。落語家やし、テレビ出ている人が中心やんか、割とね。『負けない』みたいなパワーで、あんなんしてしもうたんや」と説明した。
フワちゃんが「あれは下克上のアフロだったの?」と聞くと、鶴瓶は「そう、下克上のアフロやった。『オマエら、なめたらあかんで!』っていう。いや、ほんまにそんなんあるよ。やっぱり」と、アフロヘアに込めた反骨心を激白した。
昭和50年代の漫才ブームで、鶴瓶ら松竹芸能の上方落語家は分が悪かったとして“負けるもんか”の思いが強かったという。「(笑福亭)鶴光兄さんとオレやわな。鶴光はエロでいって、オレは頭でいった」と、アフロヘアを武器にしていたこと述懐した。